アストルティアの闇 お金持ちになりたいんです

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人間関係の日誌と書いていて、この内容を書くのに抵抗がありますが、これも多くのアストルティアの冒険者が悩んでいることです。ただ、それを占いで解決しようとする人がいるとは思いませんでしたが。

占いでお断りする内容が大きくわけて2つあります。

一つは違法行為、例えば、生と死、病気と怪我は占うことは違法行為になります。それらは医者以外、診断できないことになっているからです。当然、人を殺そうと思っているんだけど殺しても良いか、みたいなのもお断りです。

そしてもう一つは、ギャンブルです。これは、違法行為のように社会的制約があってお断りしているわけではなくて、占い師自らの危険を回避するためです。ギャンブルは当たるか、当たらないかを占わないと意味がありません。占いは、どうしても結果が抽象的に出るので、それが「当たり」なのかはずれなのか、はっきりしません。その結果、恨みを買うことが多く、身が持たないためです。

よくよく考えてみれば、占いでギャンブルが当たるのなら、みんな占い師はギャンブラーになります。目の前の人からサービス料をもらわなくても、食べていけるわけです。だから、占い師を業としてやっているということは、言い方を変えれば、ギャンブルに向いていないからです。

占いは博打だという方もいらっしゃいます。確かに、ランダムに表示された結果を使って占う卜術(ぼくじゅつ)と言われているものもあります。タロットもその一つです。どのタロットのカードがでるかは運だけであり、一種の博打です。

しかし、タロットの場合は、その出た結果と相談内容を結びつけるという作業が必要となります。この作業には一定の理論があり、それに加えて占い師のイマジネーションが加わります。つまり、占いは出た結果自体はランダムでも、相談者に伝える結果は、占い師の能力や考え方によって変わってきます。

同じカードが表示されても、相談内容によって、また占い師によって結果が変わると言うことです。ですから、私は、相談内容の的確な抽出に時間をかけて占いをしております。

少しお金持ちになりたいという話から離れてしまいましたが、戻しましょう。では、「お金持ちになる」ために、占い師にできることは何でしょうか。

例えば、Aさんは、お金持ちになるために汗と涙の結晶を買い込んでいたとしましょう。このまま買い込むべきか、売るべきか悩んでいます。そこでAさんは「もしこのまま結晶を買い込んでいくとどうなるか、占っていただけませんか。」と私に相談に来ました。

このように具体的に、個別のギャンブルの成否でなければ、タロットで占うことができます。つまり、Aさんの未来を占うことである程度結果を出すことができます。

占いは、個別の成否を占うよりも何か特定の事象の流れを占うことに優れています。結果は1か0ではなくて、0.2とか0.5、若しくは全く違うベクトルで出すことに向いています。

占いは、いままでにない考え方を提案するのに使えます。悩んでいる方は、どうしても目の前の出来事が「うまくいく」か「うまくいかないか」にとらわれがちです。

そうではなくて、もっと大局を見て、失敗はするけれどもその後好転する、あなたを助けてくれる人がいる、あなたが見落としていることがある、など示唆するのが得意です。

だから、「うまくいくけど、こういうところに気をつけよう」「失敗するけど、こういうところに気をつけると失敗しない」という結果を伝えるのが得意です。

さて、占い師もお金持ちになりたいから占い師になっている方も大勢います。占いをしていて、私よりも金持ちのAさんが私のところに占いにやってきます。そして、その人はなぜか「どうやったらお金持ちになれるんですか」と私に尋ねます。

私「毎日コツコツためてください。」
A「そうじゃないんです。どうやったら一気にお金持ちになれるんですか。」
私「それを私が知っていたら、私自身が大金持ちになっているはずですし、大金持ちは、自分の知り合いならともかく、金策をアカの他人に教えてくれません。教えたら自分の金策がつぶされるから。」
A「占いじゃわからないんですか。」
私「まずあなた自身が取り組んでいることが儲かるか、儲からないかは占えますが、手段自体何がいいのか占うことができません。」

自分よりお金を持っていない人に、お金持ちのなりかたを聞くのはどう考えても変ですよね。

お金持ちになりたい、上手くなりたい、などの「〇〇になりたい」系の相談で私が一番気をつけていることは、相談者、つまりAさんは何のために「〇〇になりたい」のか、ということです。

お金持ちになりたいというのは、お金持ちになって好きな物を買うとか、金策しなくて遊んで暮らせるとか、あくまで目的のために手段です。

世の中色々な方がいるので、お金が増えることを快感としている人もいます。ですが、それはごく少数です。多くの人は、欲しい物を買うためにお金持ちになるのであり、楽をするためにお金持ちになるのです。

タロット占いを行うに当たって、Aさんがどういう理想を掲げているのかを知ることはとても重要です。タロットので良い結果が出ても、Aさんにとって良い結果とは何かがわからないと的確な占いをすることができません。

さて、私の話になりますが、最近お金・・・というよりゴールドですが、あんまりゴールドを貯める意欲がわきません。なぜかというと、欲しい物がないから、ゴールドがなくても困らないから、という消極的な理由もあります。

一番悩ましいのは、占い師というイベントを行っていて、占うたびにゴールドをとるべきか、とらないべきか真剣に悩んでいる自分が嫌になったからです。

占い師は、少額でもいいからお金を取るべきだ。お金を取らない占いには責任が生まれないから、上達するにはみかん1つでも良いから報酬をもらうべきだ、これが多くの有料占い師の言葉です。

アストルティアの世界で言い換えれば、500Gでもいいからゴールドをとる方が占いは上達すると言うことです。

私は、守銭奴でもありませんしゴールドには興味がありません。しかし、占いの技術の上達に有料であることが必要ならば、有料にしようと思っています。

もし、これを読んでいて、私の占いに参加していただいた方に伺いたいのです。ゴールドをとって占うのと、ゴールドをとらないで占うのと違いがあるのでしょうか。

私は、そんなつまらないことで真剣に悩んでいます。これもアストルティアの闇の一つです。

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