13 死に神

死に神

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このカードは、死に神という名で損をしていると私は思います。このカードが出ると「終わりだ」と思う方が大変多いです。確かにカードの絵柄をみれば不気味なカードです。

死に神はすべての人に対して鎌を振るい死に導きます。それがたとえ子供であっても聖職者であっても。しかし、死に神が歩いた後には草木が生えています。

つまり、死に神によって死を迎えたものはまた新しく再生することを示しています。今までのものは死を迎え、新たな生を受けて始まる、すなわち死と再生を示すカードとなります。したがって、物事の始まりを指しているカードととらえることができます。

死に神が鎌を振るう行為は残酷に映りますが、その行為は、切腹において本人を即死させてその負担と苦痛を軽減するため、介助者が背後から切腹人の首を刀で斬る行為である「介錯」そのものです。そう、実は死に神が鎌を振るう前に、すでに終わっているのです。後は終わらせ方だけなのです。

いつまでも終わらない苦しみが、あなたを一番苦しめるのですから。

キーワード「介錯」

次のカードに続く。

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